【有馬記念】(11)サトノダイヤモンド 過去傾向がブラック撃破を後押し

[ 2016年12月25日 05:30 ]

<有馬記念>中山競馬場に到着し馬房でくつろぐサトノダイヤモンド
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 サトノダイヤモンドは有馬記念に出走する僚馬2頭と共に中山に到着。すぐに引き運動を行い、入念に体をほぐした。洗い場に移っても非常に落ち着いた様子のダイヤモンド。3歳馬とは思えないオーラが漂っている。中沢助手は「渋滞もなくスムーズな輸送でした。到着後もいつも通り落ち着いていますね」と目を細めた。

 圧倒的なパフォーマンスで制した前走・菊花賞。この中間で状態はさらに上向いている。「菊花賞時の長距離仕様からいい意味で体つきが変わってきた。前走とは違うと思います」。ここが古馬との初対戦で、注目は昨年の菊花賞馬キタサンブラックとの対決。近10回の有馬記念での菊花賞馬対決は、7回“後輩馬”が制している。「順調に来ているし、レースが楽しみですね」とまとめた同助手。池江厩舎の有馬3歳馬Vとなれば11年オルフェーヴル以来。偉大な先輩の背中が見えてきた。

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2016年12月25日のニュース