【有馬記念】両GP馬で明暗くっきり…好枠アクターと大外マリア

[ 2016年12月22日 05:30 ]

明暗を分けた(左から)ゴールドアクターの中川師と吉田隼、マリアライトの久保田師と蛯名
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 有馬記念枠順抽選では最後に残った両馬で好枠(2)にゴールドアクター、大外(16)にマリアライトという両グランプリホースで明暗くっきりの形となった。

 枠順ドラマは最後にもあった。14頭の枠順抽選が終わって残った2頭は、昨年の覇者ゴールドアクターと今年の宝塚記念を制したマリアライト。埋まっていない枠順は(2)番と(16)番。両極端な枠に、場内は固唾(かたず)をのんで見守った。

 先にゴールドアクターの馬名が出たが、そのまま待機して残ったマリアライト陣営も壇上へ。

 ゴールドとコンビを組む吉田隼が「E」のボールを選択。残った「O」のボールは蛯名の手に渡った。同時に開封するとゴールドが(2)、マリアは(16)番。3年連続で大外枠からのスタートとなった蛯名は「春のグランプリ(宝塚記念)は(16)番で勝っているから同じところ。両方のグランプリを勝つチャンスがあるのは僕だけなので、頑張りたい。良くも悪くもできる枠だから。マリア自身にとっては大丈夫だと思う」と不敵に笑った。

 一方、絶好の内枠に入ったゴールドの吉田隼は「イメージしやすい枠。馬も好調なので」と連覇に力を込めた。枠順抽選では明暗を分けた2頭だが、果たしてレースではどんな結末が待っているのか。

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2016年12月22日のニュース