【ターコイズS】マジックタイム重賞2勝目 中川師「1戦して引退」

[ 2016年12月18日 05:30 ]

 「第2回ターコイズS」が17日に中山競馬場で行われ、1番人気のルメール騎乗マジックタイムが後方から差し切って快勝。4月のダービー卿CTに続く重賞2勝目を挙げた。最後方から徐々に進出すると、最内を突いた府中牝馬Sとは一転しての大外強襲。「強かったね。府中(府中牝馬S2着)ではクイーンズリングに負けたけど、中山で重賞を勝てて良かった。リラックスして走れたし、直線も良く反応してくれた」とルメール。

 中川師も「56キロのハンデを背負っていたのに大したもの。体重を増やしながら力を付けてきたし、落ち着きが出てきたのも大きい」と満足顔。晩成のハーツクライ産駒は6歳になる来春の繁殖入りが決まっている。「年明けにもう一戦して引退。どのレースになるかはオーナーと話し合うが、放牧を挟んでいい形で送り出したい」とラストランに備えていく。

 ◆ マジックタイム 父ハーツクライ 母タイムウィルテル(母の父ブライアンズタイム)牝5歳 美浦・中川厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績22戦6勝 総獲得賞金2億537万3000円。

続きを表示

2016年12月18日のニュース