【朝日杯FS】全G1制覇へユタカが挑む!怖い伏兵タガノアシュラ

[ 2016年12月16日 05:30 ]

武豊騎手
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 武豊が前人未到の全G1制覇へ、黄菊賞を制したタガノアシュラとのコンビで挑む。来年、大阪杯がG1へ昇格することもあって「来年になると“あと2つ”になっちゃうから、今年達成しておきたい」と力を込める。朝日杯FSは過去16回騎乗して2着4回。12年マイルCSをサダムパテックで制して王手をかけてから、快挙に挑み続けている。

 昨年は単勝1.5倍で1番人気に支持されたエアスピネルに騎乗したが、M・デムーロ騎乗のリオンディーズの強襲に屈し2着。「昨年は大本命馬だったので(記録を)意識はしたけど…。今年は伏兵だからね」と気楽な立場を強調。アシュラは気性が難しいということもあって「記録のことより、いかに気分よく走らせるかを考えないと」と能力を引き出すことに専念する。

 アシュラを管理する五十嵐師も「気性面に気を使いながら調整してきている。あとは天才に任せるだけ」と手腕に期待する。勝てばアシュラの名も偉大な記録の一部として刻まれる。「この馬で達成できるといいね。本当に順調に来ているから」と快挙達成を願っていた。

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2016年12月16日のニュース