【細原・騎手で獲る 特別編】10日阪神5R 池添絶賛のサトノシュテルンが初陣V決める

[ 2016年12月10日 08:00 ]

 今週は栗東に居残りで阪神JFの直前取材を担当。今年は無敗の馬が3頭いて、その他の重賞勝ち馬も含めれば混戦必至だ。若くて多感な牝馬の一戦だけに展開面が勝敗のカギをにぎりそう。昨年は地力で抜けていたメジャーエンブレムが好位で押し切ったが、過去10年を見ればその他の年は差し馬が制している。やはりペースが落ち着きやすい外回り舞台では決め手は必須。記者の結論も末脚光る◎ディーパワンサに決めた。見解はあすの紙面で。

 G1資金は阪神5R新馬戦から。◎サトノシュテルン。父は米国のディストーテッドヒューマーで日本では馴染みのない血統だが、代表産駒には03年のケンタッキーダービーを制したファニーサイドなどいる優秀な種馬。外国産馬らしく馬っぷりのいい馬格で、稽古も力強いフットワーク。一見、ダート馬っぽくも見えるが、稽古をつけた池添は「まだ緩いところはあるが、スピードがあって追ってからの反応が良かった。初戦から勝ち負けできるレベルにある」と素質を絶賛していた。いきなりから狙う。馬券は馬単で相手はアタックバイオ、ラプソディーア、ロードブレイクの3頭に絞って勝負する。

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2016年12月10日のニュース