【香港国際競走】6頭出しムーア師ご機嫌!エイブルフレンド順調

[ 2016年12月8日 05:30 ]

 香港国際競走全レースに6頭出しのジョン・ムーア陣営。本番の11日に向けて追い切られた各馬の動きをムーア師はご機嫌な様子で見守った。昨年3着のエイブルフレンド(マイル)は、オールウエザーでキャンター。リラックスした様子で息を整えた。右前肢の屈腱炎明けで約1年ぶりの実戦だった前走・ジョッキークラブスプリントは4着だったが「本当は(休み明けを)2回使いたかったが、1回しか使えなかった。その点で100%の状態ではない。だが、決して太いわけではないし、絞れて筋肉が付いている」とムーア師。

 8番人気で前哨戦のジョッキークラブスプリントを制したノットリスニントゥーミー(スプリント)も同コースで軽めの調整。師は「調整の方法を変えて競馬の内容も良くなってきた。でも今朝の日本馬たちの動きは凄く良く見えたね」と日本からの刺客を意識していた。

 ◆ジョン・ムーア師 1950年3月17日生まれ、オーストラリア出身。父から厩舎を受け継ぐ形で開業した85年、いきなり調教師リーディング(85~86年)を獲得すると、以降合わせて7回リーディングに輝いている。香港ダービーを5勝、14年香港マイル(エイブルフレンド)をはじめ、香港国際競走全4レースを制覇している。

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2016年12月8日のニュース