【京阪杯】ネロ 逃げて初タイトル!森師「厩舎としても久しぶり」

[ 2016年11月28日 05:30 ]

<京阪杯>直線ではもう独り旅、ネロ騎乗のバルザローナは残り100メートルで早くもガッツポーズ
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 「第61回京阪杯」は2番人気ネロが押し切って快勝した。1枠2番からゲートを飛び出し、2枠3番セカンドテーブルとの先行争いを制して最初の1Fすぎにハナへ。重馬場で前半3F34秒1とペースを緩めることなく、直線も迷わず馬場が荒れた内ラチ沿いに進路を取る攻めの競馬。2着エイシンスパルタンに4馬身差でゴールを駆け抜けた。バルザローナがパートナーを称える。

 「ペースは速かったけど4コーナー手前で息が入って再加速。よく我慢してくれたし、凄く強かった」

 森師は「ようやくタイトルが獲れたし、厩舎としても久しぶりに重賞を勝てて良かった」と笑顔。今後は放牧を挟み、来年の始動戦にはオーシャンS(3月4日、中山)が候補に挙がっている。

 ◆ネロ 父ヨハネスブルグ 母ニシノタカラヅカ(母の父サンデーサイレンス)牡5歳 栗東・森厩舎所属 馬主・西山茂行氏 生産者・北海道新ひだか町本桐牧場 戦績31戦7勝 総獲得賞金2億4728万1000円。

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2016年11月28日のニュース