【大村・レディースCC】“芽唯ク・ミラクル”再び!切符獲得へVノルマ

[ 2016年11月22日 05:30 ]

<第3回レディースCC>艇を押す川野芽唯
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 年末のクイーンズクライマックス(12月28~31日、平和島)連覇へ、一発攻勢をかけるのが川野芽唯(30=福岡)だ。賞金ランクは1918万円の20位。切符を獲得するには優勝しかなく「獲るか獲らないか。結果にこだわりたい」と気合十分だ。

 前回大会(芦屋)は優勝戦5着で12位以内を堅持し、暮れの大一番初出場を果たした。地元の福岡で勢いそのままにG1初優出初優勝。同期の平高奈菜や鎌倉涼より先にタイトルホルダーとなり“芽唯(メー)ク・ミラクル”の美酒に酔った。

 手にした39号機の感触はいまひとつながら、女子は男子ほどエンジン差はない。初戦の初日1Rを視野に入れ、「まだプロペラを叩き切れていないが何とか間に合わせたい」と川野。メーク・ミラクル・アゲインへ、スパートをかける。

 ≪クイーンズCへの条件≫クイーンズクライマックス出場権が与えられるのは賞金ランク上位12人。昨年のボーダーラインは2329万円。第3回賞金女王の日高逸子が滑り込んだ。

 今年は12位の渡辺までが2300万円をすでに突破。ボーダーは昨年より上がり、2400万円前後か。遠藤から上位7人が13位以下になる可能性ゼロで確定。8位の竹井まで安全圏といえる。30万円そこそこでボーダーに届く9位の中谷、10位の樋口も比較的楽な立場。実質的に残る2枠を争うとみられる。

 山川は特別選抜戦3着、魚谷は優勝戦4着、日高は準優勝が条件となる。また、優勝が条件となるのが平高、平田、藤崎ら。昨年のクイーンズクライマックス覇者の川野は20位。連覇を狙うには優勝しかない状況だ。ボーダー12位の渡辺はフライング休み。最終日まで勝負の行方を見守ることになる。

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2016年11月22日のニュース