【細原・騎手で獲る 特別編】19日東京11R 父のDNAを色濃く継承したエルデュクラージュが決める

[ 2016年11月19日 08:00 ]

 昔は「女性は男性の3歩後ろを歩くべき」と言われていたが、女性の社会進出が当たり前となった昨今では、この考え方は時代遅れ。ただ、幸せな結婚生活を長く続けるためには「男を立てる」というのも必要なのかもしれない。夜の“性活”も含めて…。話は脱線したが、競馬の世界でもこの考え方は一理ある。某調教師はこう話す。

 「優秀な繁殖牝馬ほど、種馬のDNAを色濃く残している。毛色なんかも含めてね。やっぱり男馬の方がサラブレッドとしての能力は高く、その遺伝子を子どもたちにどこまで継承できるか。その結果で産駒の走りが決まってくるんだと思う」

 なるほど。確かにこれまで、名牝の子どもで活躍できずに終わった馬たちを幾度も見てきた。“女房の支えは偉大なり”か―。

 東スポ杯2歳S(東京11R)はエルデュクラージュに◎。ダートの新馬戦(京都9F)は、好位から後続を3馬身半差突き放す圧巻の内容。序盤でソラを使うような仕草を見せていただけに、まだまだ伸びしろはありそう。ここ初芝で適性は未知だが、馬格・毛色も含め父クロフネのDNAを色濃く継承し秘めた性能は高い。適性示せばアッサリもある。馬券は単勝と馬連。相手はスワーヴリチャード、オーバースペック、ブレスジャーニー、ムーヴザワールド、キングズラッシュの5頭。

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2016年11月19日のニュース