【ジャパンC1週前追い】キタサンブラック“清水久流”11秒9

[ 2016年11月17日 05:30 ]

力強く追い切るキタサンブラック(右)

 ジャパンカップ(27日、東京)の1週前追い切りが東西トレセンで行われた。西ではキタサンブラックが“清水久流”スパルタ調教で鍛えに鍛え、CWコースで6F79秒5~1F11秒9。王者になっても変わらないスタイルを継続してきた。

 「鍛えがいがあるよね。これでもか!とやっても、“この程度なのか!?”とケロッとしている」

 トレーナーが目を細めるのも納得。

 「6F80秒を切ってラストが11秒台。凄いね。きょうは抜け出してからもフワフワしてなかった」

 そう言う清水久師のかぶる帽子はキタサンブラックが春の天皇賞を制し作製されたもの。左側に刺しゅうされた日の丸は、ジャパンC仕様とイメージできる。

 指揮官は「カツラギエースが逃げ切った時は12歳。よく覚えている」と少年時代の記憶に重ねて「自分が調教師になって、こうして有力馬を出せるんだから人生は分からんね」と笑っていた。

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2016年11月17日のニュース