【デイリー杯2歳S】無傷の3連勝でG1へ!ジューヌエコールがV

[ 2016年11月13日 05:30 ]

<京都11R・デイリー杯2歳S>ジューヌエコールで勝利した福永騎手(左)と関係者ら

 京都土曜メインの「第51回デイリー杯2歳S」が12日に行われ、2番人気のジューヌエコール(牝、父クロフネ)がデビュー3連勝で重賞初制覇。

 五分のタイミングでゲートを飛び出したジューヌエコールは好位で折り合いに専念。余力十分に直線に向かうと、逃げ粘るボンセルヴィーソを首差で捉えた。これで新馬、ききょうSに続いて3連勝。福永は「少し行きたがったけど反応が良かったし、着差はわずかでもかわせる自信はありました。距離をこなしてくれたし、いい内容」と振り返った。

 昨年10月31日に落馬負傷(右肩鎖関節脱臼、右鎖骨剥離骨折)した福永が復帰したのが2月13日。そこから勝利を積み重ね、7年連続8度目の年間100勝達成となった。「今年は100勝できるとは思っていませんでした。たくさん依頼していただいたおかげです」と感謝の思いを口にした。

 安田厩舎は先週の京王杯2歳S・モンドキャンノに続く2週連続2歳重賞制覇。安田師は「マイルでも勝って選択肢が広がりました」と笑み。次走は阪神JFを予定。福永が香港で騎乗するため乗り替わりとなり、バルザローナに依頼すると所有するサンデーレーシングがHPで発表。2歳女王決定戦にもう1頭、楽しみな存在が加わった。

 ◆ジューヌエコール 父クロフネ 母ルミナスポイント(母の父アグネスタキオン)牝2歳 栗東・安田厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績3戦3勝 総獲得賞金6156万円。

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