【細原・騎手で獲る 特別編】12日東京11R キレ味“芝並み”カフジテイクが直線一気に突き抜ける

[ 2016年11月12日 08:00 ]

 今年の武蔵野Sは今年のフェブラリーS覇者のモーニンを筆頭に、成長著しい3歳馬ゴールドドリームなどG3にしては豪華なメンバーが揃った。暮れのチャンピオンズCに向け、実績馬は“叩き台”の意味合いが強いが、賞金を加算したい上がり馬にとってここは“目イチ”の仕上げ。配当妙味も含め後者を狙いたい。◎は充実ぶりを買ってカフジテイクに託した。

 過去5年の脚質傾向を見ると、差し・追い込み馬は5勝、2着2回に対し、逃げ・先行馬は2着3回止まり。直線が長く広い東京コースでは先行力だけでは厳しい競馬を強いられる。特に近3年は前半5F58秒台のハイペースが続き先行勢は不発。今年も人気を背負う先行勢が揃い波乱の目はある。◎は休養明けの前走・グリーンチャンネルC(東京7F戦)を直線一気の末脚でV。上がり3F34秒4と芝並みのキレ味だった。「使った反動もなく、出来は上向き」と湯窪師。折り合いに不安はなく1F延長は問題ない。内で伸びあぐねる人気馬を横目に、非凡な瞬発力で突き抜ける。

 馬券は馬単・馬連。相手はキングズガード、モーニン、メイショウスミトモ、ゴールドドリーム、ノボバカラの5頭。

続きを表示

2016年11月12日のニュース