【先週の新馬戦】名門ファミリー出身クリアザトラックに期待大

[ 2016年11月8日 05:30 ]

 先週は即座にクラシック候補と騒ぐような馬はいなかったものの、勝ち馬は全体的にハイレベル。土曜京都の芝1600メートルで勝ち上がったクリアザトラックは好位2番手で運び、直線半ばで楽々と抜け出して快勝。母クロウキャニオンの産駒は、これで兄姉7頭を含めた全8頭が全て勝ち上がりとなった。道中で頭を上げるなど、まだ若さも残るが良血の今後に期待。日曜京都の芝2000メートルを勝ったダノンディスタンスは追い比べでの勝負根性が光った。時計もまだ詰められそうで、中~長距離で楽しみな素材だ。

 土曜東京芝1600メートルのシンボリバーグは、直線でいったんは内外の2、3着馬に前に出られながらも、2頭の間を割って差し返した。大柄な牝馬で、長くいい脚を使う。日曜ダート1300メートルのオールドベイリーは、非凡なスピードで先行押し切り。砂の短距離の適性は、かなり高い。

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2016年11月8日のニュース