【みやこS】アポロケンタッキー重賞初V!松若の早仕掛けが奏功

[ 2016年11月7日 05:30 ]

<京都11R・みやこS>混戦制してクビ差で勝利したアポロケンタッキー(左)

 京都メイン「みやこS」はアポロケンタッキーが重賞初制覇を飾った。

 アポロケンタッキーは3角すぎからグイグイとポジションを上げると、一気に前団をのみ込んだ。2度目の挑戦で重賞初V。初コンビの松若は「もまれ弱そうだったので自分から動く競馬をしました。ゴーサインを出すと反応してくれた。力はあるし、これからも楽しみ」と笑顔がはじけた。

 周到な準備が呼び込んだ勝利だった。前走で手綱を取った戸崎から「1800メートルの方がいい競馬ができると言ってもらっていた。ズブイということも聞いていました」という情報を得て、早めのスパートがハマった。最終追い切りにも乗り「どっしりとしたいいキャンターでダート馬らしい動き。癖もつかめました」と感触も把握していた。

 今後はJBCで上位を争ったダート界の猛者たちを相手に、“新星”が堂々と立ち向かっていく。

 ◆アポロケンタッキー 父ラングフール 母ディキシアナデライト(母の父ゴーンウエスト)牡4歳 栗東・山内厩舎所属 馬主・アポロサラブレッドクラブ 生産者・米国ドグ・ブラナム氏 戦績17戦7勝 総獲得賞金1億4853万7000円。

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