【BCF&Mターフ】ユタカ落胆…ヌーヴォレコルト失速11着

[ 2016年11月7日 05:30 ]

<BCF&Mターフ>11着に終わったヌーヴォレコルト(右)

 5日(日本時間6日朝)に米カリフォルニア州のサンタアニタパーク競馬場で行われたJRA海外馬券発売第3弾「ブリーダーズCフィリー&メアターフ」(芝10F=約2000メートル)は、デットーリ騎乗のクイーンズトラストが優勝。日本から挑戦したヌーヴォレコルトは11着に終わった。また同日行われたBCクラシック(ダート10F=約2000メートル)はアロゲートが差し切り、BCターフ(芝12F=約2400メートル)はハイランドリールが逃げ切った。

 中団外を追走したヌーヴォレコルトは3角過ぎで後退。直線もはじけることなく、海外遠征3戦目で初の2桁着順に沈んだ。武豊は「いい位置に付けたけど残り600メートルで手応えがなくなった。この馬の走りができなかった」と肩を落とした。斎藤誠師も「状態は良かったが、レースの流れが速すぎてたまるところがなかった」と1分57秒75の高速決着を嘆いた。今後はデルマー競馬場で調整を続け、28日に香港へ出発。12月11日に開催される香港ヴァーズ(芝2400メートル)か香港C(芝2000メートル)を次走に予定している。

 同レースの売り上げは8億596万3400円。日本時間早朝のレースだったにもかかわらず、海外馬券第2弾のメルボルンC(6億9737万1200円)を上回った。式別シェアでは3連単が42・3%と圧倒的。13頭立てと手頃な頭数だったことで第1弾の凱旋門賞(16頭立て=同40・2%)、メルボルンC(24頭立て=同29・3%)よりも3連単を買うファンが多かったとみられる。

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2016年11月7日のニュース