【ファンタジーS】“怪物”に勝負をどう挑む?ヤマカツグレース

[ 2016年11月2日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=1日】火曜の栗東トレセンは朝からメルボルンCの話題で持ち切り。「平日の昼間じゃ馬券も売れんやろ」が大半の意見。しかしフタを開けると6億9000万円余りを売り上げた。24頭立ての“難解さ”も売り上げに拍車を掛けた要因だとオサムは思う。事実、3連複、3連単はそれぞれ2億円以上の売り上げだ。

 一転、今週土曜に京都で行われる2歳重賞・ファンタジーSは“売り上げ”的にはあまり期待できそうにない。フルゲート18頭立てにわずか登録馬12頭。理由は簡単。“怪物”ミスエルテがいるからだ。

 「前走(りんどう賞2着)はペースが遅かったが最後はいい脚で伸びてきた。ゲートさえ五分なら力は出せると思うが、ここは“怪物”が出てくるからな」

 こう話すのはヤマカツグレースの池添兼師。怪物相手にいかに勝負を挑むか。売り上げは期待できそうにないが、白熱必見のレースには違いない。

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2016年11月2日のニュース