【天皇賞・秋】アンビシャス 無理なく好時計4F53秒8

[ 2016年10月27日 05:30 ]

ヒストリカル(左)と併せて坂路を追い切るアンビシャス
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 毎日王冠2着から盾獲りに挑むアンビシャス。最終追いは同じく天皇賞・秋に出走する僚馬ヒストリカルと坂路で意欲的な併せ馬。両者気を抜かせない競り合いで4F53秒8~1F12秒7。馬場の悪い時間帯を考えれば十分速く、無理がない。音無師の「今日はしまい重点。“走らない”ヒストリカルと併せた。走る馬とやったら、やり過ぎるから」という冗舌が出来の良さを物語っていた。

 ハードに追う必要がなかったのは前哨戦の内容が満点に近かったから。上昇度は青写真通り。指揮官に危惧があるとすれば折り合い面。昨年は豪快に掛かって5着。話題が先週のブラジルCをミツバで逃げ切った鞍上(横山典)に及ぶと、「じゃ、うちの馬も逃げるかもな(笑い)。状態は悪くないが、とにかく引っ掛かったら終わり。当日の運に任せるしかないな」と笑い飛ばしながらも、大阪杯でキタサンブラックを沈めた鞍上に絶大な信頼を寄せている。G1制覇へ機は熟した。

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2016年10月27日のニュース