【天皇賞・秋】ルメール絶賛!ラブリー 半馬身先着11秒9

[ 2016年10月27日 05:30 ]

C・ルメール騎手を背にアドマイヤゴッド(右)と追い切るラブリーデイ
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 すっかり日本語が達者となったルメール。ラブリーデイの追い切りの感触について、会見で「直線はメッチャ速かった」と関西弁を交えて心の底から笑顔で伝えている。“メッチャ”とまで聞かされれば、状態アップを疑う余地もない。「最後までリズム良く走って瞬発力を使っていた。コンディションはちょうどいい」と続けた通りCWコース4F追いで52秒5~1F11秒9。併走パートナーのアッシュゴールド(4歳1000万)に半馬身先着。

 ただ、連覇へ!と声高にアドバルーンを上げる成績ではない。昨年の天皇賞・秋を獲るべくして獲ったが、それ以降は6連敗。2着すらなく今年は苦しんでいる印象を受ける。

 だが池江師は「昨年と同じくらいのいい状態。前走の京都大賞典は(適距離じゃないので)ラスト100から50メートルで脚色が鈍った。でも、天皇賞の2000メートルはラブリーデイにとってベストの距離。連覇を目指したいと思う」と不安は一切、漂わせていない。池江師&ルメールのコンビといえば先週の菊花賞を制したばかり。その2人が「本領発揮の舞台」と声をそろえる以上、シンボリクリスエス(02、03年)以来となる史上2頭目の連覇劇となっても驚けない。

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