【天皇賞・秋】炸裂するかノリさんマジック!アンビシャスがV候補

[ 2016年10月25日 05:30 ]

悲願のG1初制覇を目指すアンビシャス
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 天皇賞・秋過去10年のデータを分析した結果、毎日王冠2着から逆転を狙うアンビシャスがV候補に浮上した。

 (1)ローテーション 過去10年の勝ち馬を見ても、前走が宝塚記念以前だった馬の勝利はない。順調さを欠いて安田記念から直行になってしまったリアルスティールは割引。宝塚記念の11日前に海外で走ったエイシンヒカリは特別にキープする。

 (2)前走 一流馬たちが集結する秋盾の舞台。過去10年のV馬は王道ステップの毎日王冠か、G1で連対、G2で勝利のステップを踏んでいる。昨年の年度代表馬モーリスはG2札幌記念2着とワンパンチ足りず、昨年の覇者ラブリーデイもG2京都大賞典3着ならイマイチ。

 (3)年齢 実はこのレースで侮れないのが年齢。4歳【4・5・2・29】、5歳【5・3・3・39】に対して6歳は【0・0・2・26】。7歳馬も0勝。出走数はさほど変わらないのに、連対数には大きな差が出ている。春に安田記念を制した6歳馬ロゴタイプもデータに従ってここでアウト。

 (4)距離 優勝馬10頭中7頭にオープンの芝2000メートルでV経験がある。500万では勝っているルージュバックも適距離は1800メートルの印象。ステファノスも2着3回と勝ち切ることができていない。

 結論 全項目をクリアしたのは4歳馬のアンビシャス。後ろから行った前走・毎日王冠(2着)のようにどこからでも競馬ができるのは強み。ノリさんマジックで、G1初制覇へ一直線だ。

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2016年10月25日のニュース