【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】23日東京8R 立て直されたオホーツクが本領発揮

[ 2016年10月23日 08:00 ]

 土曜は当欄で推奨した5R新馬戦のベストベットが無念の5着止まりも、同じ手塚厩舎で◎指名した富士Sのヤングマンパワーが見事に1着ゴール。それも、担当の森厩務員が「本当に強くなったよね」と感心するほどの完勝劇だった。白状すると、今週の同厩舎は東京で使う4頭全てが好感触(いずれも戸崎騎乗)。というわけで、きょう日曜も“手塚推し”でいく。

 2Rのフルオブライフも確勝級だが、配当的な妙味を考えると8Rのオホーツクが勝負どころ。2走前に東京ダート1400メートルで現級を勝っている「格上馬」だが、前走の岩室温泉特別(新潟ダート1200メートル)では8着に大敗しているだけに、人気が集中する可能性は低いはずだ。

 その前走は爪の不安などで休養が長引き、約8カ月ぶりの戦列復帰。あまり強い調教を積めず、明らかに緩さの残る体つきだった。しかも、平たんで前が止まらない新潟ダートコースでは致命傷となる出遅れ。厳しい条件が重なった結果で、決して力負けではない。

 今回は調整目的の放牧明けで休養期間も2カ月半余と短く、十分に乗り込んできただけに前走時とは中身が全く違う。鞍上に戸崎を確保し、勝負気配も満点。強気に頭で狙ってみたい。

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2016年10月23日のニュース