【京都新馬戦】コロナシオン大外一気V!名牝ブエナビスタの初子

[ 2016年10月17日 05:30 ]

<京都5R・新馬戦>差し切って勝利したC・ルメール騎手騎乗のコロナシオン(左)
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 良血がそろって注目を集めた京都5R新馬戦(芝1800メートル)は、名牝ブエナビスタの初子となるコロナシオン(牝=池添学、父キングカメハメハ)が大外一気の差し切り。ルメールは「ストライドが小さく、エンジンの掛かりも遅かったけど、最後はいい走りだったね。やっぱり血統は一番だから。距離が延びても大丈夫だし、重賞でもいける馬ですよ」と将来性を高く評価した。

 序盤は行きっぷりがひと息だっただけに「心配になりました」と池添学師。しかし直線に向いて大外に持ち出されると、徐々に加速。終わってみれば2着サトノシャークに1馬身1/4差をつける快勝だった。「血のなせる業ですね。もっと先に良くなる馬だけど、それだけに初戦で勝てたのは大きい。やはり、瞬発力が一番の武器です」と超良血を任された36歳の若き指揮官は安どの笑み。次走は未定だが来春の大舞台に向けて、そして偉大な母の背中を追って、まずは順調なスタートを決めた。

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2016年10月17日のニュース