【秋華賞】穴党の天使に!?人気落ちエンジェルフェイス一変ある!

[ 2016年10月12日 05:30 ]

エンジェルフェイス
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 【G1ドキュメント=11日】秋華賞はディープインパクト産駒を抜きには語れない。近4年で3勝2着2回。今年はオークス馬のシンハライトこそ離脱したものの、紫苑Sでワンツーを決めたビッシュとヴィブロスがスタンバイ。14年ショウナンパンドラ、15年ミッキークイーンに続く3連覇の可能性大だろう。

 ただ、ヒモ穴を狙うならキングカメハメハにも要注目だ。近4年に限れば、12年アロマティコ、14年タガノエトワール、15年マキシマムドパリと3着3回。今年の唯一の出走馬、エンジェルフェイスにも“いかにも…”といった雰囲気が漂っている。火曜の全休日取材、岡崎は藤原英厩舎へ。担当の田中大助手は「一発狙いにかけて、気軽に行きます」と口を開いた。

 「逃げてもいいし、行く馬がいれば2番手でも。前に行く馬なので、とにかく内枠が欲しいです。切れる脚がないので、コースは合うと思いますよ」

 休み明けの前走・紫苑Sは好位からズルズルと失速して2秒6差の16着。これが嫌われて人気を落としているが、悲観はしていない。「初勝利に3戦を要したように、元々いきなりからというタイプではないですからね。それに当時は急に攻めのピッチを上げた感じで、仕上がりも不十分でした。その点、今回は前走みたいなことはありません。動けると思います」

 血統面から付け加えるなら、全姉レディアルバローザはこのレースで10年に15番人気5着。前哨戦のローズS10着から巻き返して、あわやのシーンを見せた。同じ血統構成の妹にも、一変の魅力はある。オークスで3番人気に推された“人気落ちの実力馬”から目が離せない。

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2016年10月12日のニュース