【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】9日東京12R 充電完了ベストマッチョを信頼

[ 2016年10月9日 08:00 ]

 土曜の当コラムで推奨した3Rエイプリルミストは無念の2着。想定外の豪雨(金曜夜の段階では終日曇りの予報だったのに…)で切れ味をそがれた感もあるが、やや期待外れだった初戦(5着)に比べれば内容は格段に良化した。次は相当人気になってしまいそうだが、まず勝てるだろう。

 きょう日曜の勝負どころは、エイプリルミストと同じ手塚厩舎が送り出す12Rのベストマッチョ。同厩舎で馬場幸夫オーナーの外国産馬といえば、すぐに思い浮かぶのが13年朝日杯フューチュリティSを制したアジアエクスプレス。この馬も、ダート路線で相当な出世が見込める好素材だ。

 デビュー2連勝は着差以上に凄みを感じさせる勝ちっぷり。初黒星(2着)を喫した前走も3着以下は大きく離しており、当時の1着馬ブラゾンドゥリスは、続く1600万下の桶狭間Sも2馬身差で圧勝してオープン入りを決めている。爪の不安で4カ月休養したが、適条件のここを目標に仕上がりは良好。1週前も今週も追い切りで“さすが”の動きを見せている。

 普通に走れば、1000万は楽勝できる実力の持ち主。ルメール騎乗とあって人気は避けられない状況だが、今回は相手もかなり絞れるメンバー構成で十分にプラスは出せるはずだ。

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2016年10月9日のニュース