【毎日王冠】アンビシャス「ちょっと太め」も余裕4F52秒8

[ 2016年10月6日 05:30 ]

馬体を寄せて坂路で追い切るアンビシャス(左)とダンビュライト
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 アンビシャスの最終追いは凱旋門賞から帰国したばかりのルメールが騎乗して感触を確かめた。序盤からダンビュライト(2歳オープン)と馬体を併せて、そのままフィニッシュしたが余力のある手応えで4F52秒8の好時計をマーク。鞍上は「馬がフレッシュで、最初はちょっと引っ掛かった。メインターゲットは天皇賞だから、ちょっと太いかな」と苦笑いを浮かべたが「ポテンシャルは高いし休み明けでもチャンスはある」と力を込めた。

 マカヒキとのコンビで挑んだ2日の凱旋門賞は14着と惨敗。火曜夜に帰国したルメールは「すぐにハミを取って引っ掛かった。リラックスせず息が入っていなかったね。今までになかったことだし残念」と悔しそうに振り返る。「1~3着は内にいた馬と前にいた馬。枠順、馬場、ペースによる。大外からでは厳しかった」と敗因を分析。日本馬による悲願Vは持ち越しとなったが「勝ちたいレース。もちろん来年もチャレンジしたい」とリベンジを誓った。

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2016年10月6日のニュース