【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】25日中山2R 不利な大外枠でもアマノガワで鉄板

[ 2016年9月25日 08:00 ]

 競馬は時計が全てではないが、レースレベルを比較する上で重要な判断材料となるのは間違いない。中山2Rでデビュー2戦目を迎えるアマノガワが、今回と同じ中山芝マイルの新馬戦(2着)でマークした1分34秒8は極めて優秀。ペースの違いがあるとはいえ、同日に行われた2歳500万下のアスター賞(1着ディバインコード)の優勝タイム1分35秒6より0秒8も速い。0秒1先着された1着馬ハウメアは、デビュー前から評判になっていた良血馬。3着馬を3馬身半も離したことからも、2歳未勝利戦としては破格のレベルだったのは明らかだ。

 芝、ダート兼用で大活躍したメイショウボーラー産駒で、母の父も砂巧者を多数出してきたサンダーガルチ。天候不順で道悪が避けられない状況も、血統的にはむしろプラスに働く可能性が高い。激走から中1週でも、しっかり追い切りを消化できたようにダメージは皆無。鞍上にリーディング独走中の戸崎を迎え、勝負度合いも申し分ない。

 さすがに1番人気が確実だが、中山芝マイルでは不利とされる大外16番枠に入ったことでマイナス要素が生まれた。それでも楽に勝てるくらい、今回の顔触れでは抜けた実力の持ち主。枠順で少しでも評価が下がるなら、妙味ありとみた。

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2016年9月25日のニュース