【神戸新聞杯】笹田師も期待！２頭出しの主役になり得るエルディスト

ロードアルペジオ（奥）と併せて追い切り先着するレッドエルディスト

　厩舎２頭出しは人気薄を狙え！の格言はあるが、笹田厩舎のレッドエルディストは決してエアスピネルの陰に隠れていない。神戸新聞杯で堂々の２枚看板を証明できるほどに成長している事実はあまり知られていない。

　最終追い切りは坂路でロードアルペジオ（３歳未勝利）と併せ半馬身の先着。４Ｆ５３秒８～１Ｆ１２秒４は、同時刻に登坂したエアスピネルより約１秒劣る時計だが、これに笹田師は「背腰が緩いので坂路ではそんなに動けない。先週、コースで併せた時はエアスピネルに先着したように競馬ではやれる」と期待を膨らませている。