【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】18日中山12R 若手ホープがフクノグローリアで決める

[ 2016年9月18日 08:00 ]

 きょう日曜は東西で注目度MAXの3歳G1トライアルが行われるが、いずれも信頼性の高い本命馬がドンと構え、配当的な妙味は期待できない状況。メインレースは堅実に当てて資金を少しでも増やし、大きく勝負したいのが中山12Rのフクノグローリアだ。

 まず、当面のライバルが前走で先着を許しているトルセドール1頭という手薄なメンバー構成が魅力。その新潟芝1200メートルの前走(4着)にしても、上がり3Fは3着トルセドールより0秒7も速い34秒3をマーク。見た目にもゴール前の伸びは際立っており、位置取りが後ろ過ぎて完全に脚を余した印象が強い。

 舞台となる中山芝1200メートルは今回が初めての出走だが、3走前に同じ右回りで直線が短い福島芝1200メートル戦で2着に好走しており、問題なく対応できるはず。先行勢の勢いが鈍る中山の直線の急坂は、差し脚質のこの馬にはむしろプラスに働く可能性が高い。

 前走から連続騎乗となる新人・木幡巧は、力強いフォームと積極的な騎乗で好成績を残している若手のホープ。初コンビだった前走の経験を生かし、今度は脚を余すことなく差し切る。

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2016年9月18日のニュース