【万哲の乱 特別編】18日中山9R ヨシオが得意の短距離で巻き返す

[ 2016年9月18日 08:00 ]

 「坂路で動く馬は短距離で買え」は鉄則。JRAの坂路コースは美浦、栗東と自動計測部分が800メートル。また、助走部分なども含めた坂路の全体の長さは美浦が1200メートル、栗東が1085メートル。これが全長が2000メートル近くあるのなら話は別。短い坂路=速い時計を出せる馬はスプリンターとしての資質が当然高い。栗東坂路で4F48秒台を楽々叩き出す現役屈指の坂路巧者のネロ(先週11日のセントウルS2着)が1000メートルや1200メートルで活躍しているのはご存じの通りだ。

 中山9R・浦安特別の(15)ヨシオは先週8日、ネロに胸を借りて、自己新の坂路4F49秒9を叩き出した。ネロに3馬身遅れてしまったのは、実績の違いから仕方ない。3歳限定重賞とあって、果敢に挑んだ前走・レパードS(13着=新潟ダート1800メートル)は相手も強く、距離も長かった。自己条件に戻って、全2勝をマークしている得意のダート1200メートル戦。

 さらに「中山ダート1200メートルの外枠」はスタート地点の芝部分を長く走れる分、ダッシュがつきやすい利も見込める。再コンビを組む川田は3戦1勝、3着2回と必ず馬券圏内に入っている相性の良さ。現級で前走2着のヨンカーが人気を吸ってくれる?ので、ヨシオの推定単勝オッズは5~6倍。まず単勝で買いたい勝負馬。

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2016年9月18日のニュース