【ローズS】樫の女王シンハライト 池添が語る“精神面の成長”

[ 2016年9月16日 05:30 ]

池添謙一騎手

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、ローズSでシンハライトに騎乗する池添騎手を直撃した。

 ――シンハライトの前走(オークス1着)ですが距離延長に対する不安はなかったですか?

 池添 折り合いが付くようになったのでその辺りの心配はありませんでした。それより体の小さな馬(オークスは422キロ)なので、東京への輸送で体をキープできるかどうかが心配でした。

 ――後方からの競馬になりました。

 出る前に少しガタッとしたため二の足がつきませんでした。考えていたより後ろからになってしまいました。

 ――馬群の中で少しモタついた?

 囲まれる形が初めてだったせいか、モタモタしました。でもエンジンがかかって外に切り替えるといい脚を使ってくれました。

 ――抜け出す時の脚は素晴らしかった。

 前が空いてからの脚は速かったですね。本当にいい脚を使ってくれました。

 ――桜花賞が惜敗だっただけにうれしかったのでは?

 オークスはジュエラーもメジャーエンブレムもいなかったので、勝たないといけないという気持ちで挑みました。それだけにうれしかった。

 ――メンコ(耳覆い)をつけていますね。

 入厩当初の調教から着けています。それと関係するかは分かりませんが、精神的に徐々に大人になってだいぶ落ち着きが出てきたのは間違いありません。

 ――池添騎手自身先週はロードクエストで重賞勝ち。2週連続といきたいですね?

 先週も今週もいい馬に乗せていただいているので、結果を出すことで応えたいと思います!

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2016年9月16日のニュース