あるぞ東京ダービー馬斬り!黒潮盃逃げ切りVのミスミランダー

[ 2016年9月9日 05:30 ]

戸塚記念で重賞連勝を狙うミスミランダー

 【地方競馬です!!】将来性豊かな上昇3歳牝馬がチャンピオン撃破に挑む。8月の黒潮盃を逃げ切ったミスミランダー(船橋・佐藤賢)。重賞V2を狙って13日の戸塚記念へ向かう。東京ダービー7馬身差圧勝のバルダッサーレ(牡=大井・中道)も出走予定。注目の対決だ。

 昨年は道営から笠松へ移籍し、東京2歳優駿牝馬で9番人気3着。船橋転入後、米谷補佐と山本聡紀(共に佐藤賢厩舎)が稽古でまたがった。その感触に「南関の重賞はすぐに獲れそうだねと聡紀と話していたんです」と米谷補佐。球節の骨片除去手術で始動こそ遅れたが、2戦目の関東オークスで7番人気2着。B1下圧勝後、1番人気の黒潮盃で現実となった。

 01年4冠トーシンブリザード、06年牝馬3冠チャームアスリープなどを育てた佐藤賢師も確かな手応えをつかんでいる。「しっかり実が入ってきた。重量差が3キロあるし(ミランダー55キロ)、ダービー馬にも引けは取らない。とにかく競馬が上手で、変にテンションが高くならないのがいいね」と笑顔で語った。「バルダッサーレは強い。でもトリッキーな川崎コース。チャンスはあるはず。こちらはオークスで経験していますし」とは主戦・森。16年南関最後の牡牝混合3歳重賞から目が離せない。(池田 裕文)

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2016年9月9日のニュース