【札幌5R新馬戦】大魔神所有・インヴィクタが初陣V「走る血統ですね」

[ 2016年8月7日 13:49 ]

札幌5R新馬戦で、ゴール前の直線でロードコランダム(1)と競り合い、一気に差し切って勝ったインヴィクタ

 芝1800メートルで行われた札幌5R新馬戦は、元プロ野球選手・佐々木主浩氏がオーナーを務めるインヴィクタ(牡=友道、父ハービンジャー)が単勝2・0倍の1番人気に応えてデビュー戦を飾った。

 スタートで出遅れたが向正面から徐々にポジションを押し上げ、楽な手応えのまま直線へ。残り200メートルで内ロードコランダムと馬体を併せる形となり、この2頭の追い比べ。コランダムがいったん前に出るが、インヴィクタも鞍上ルメールの左ムチに応え、首差かわしてゴールした。

 現地で勝利を見届けた佐々木オーナーは「きょうは前が止まらない馬場だったので、後ろからになってあせりました」と第一声。母はかつて所有したG1・2勝馬ヴィルシーナの叔母という“ゆかりの血統”とあって、「走る血統ですね。ホッとしています」と安どの表情を浮かべていた。ルメールは「まだ子供。スタートでモノ見したけど、向正面からリズム良く走ってくれた。スタミナがあるね」と素質を評価。友道師は「いったん函館に戻して札幌2歳S(9月3日)を目指したい」と見通しを語った。

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2016年8月7日のニュース