【鳴門・オーシャンC】機歴以上の辻、厳しい毒島

[ 2016年7月13日 05:30 ]

 【前検気配】ドリーム組では、高勝率機を引いた篠崎元と松井が、共にまずまずの動きだった。ただ、その両者以上にスタート特訓で良く見えたのが辻。勝率が低いエンジンながら楽しみはありそうだ。逆にサッパリだったのが毒島。調整は急務だ。

 ドリーム組以外ではエース機候補との呼び声の高い73号機を引いた石野に注目が集まった。本人は「前の人が最後に転覆しているし分からない」とコメントしたが、同班の山口は「石野さんの行き足が良さそうだった」と証言している。

 73号機同様に評判の53号機をゲットしたのは赤岩。当所前回の周年記念より今回の方が好感触だ。また初下ろしから乗り手を問わず好調な36号機は峰の手に渡った。しかし「そこまででは…」と素性ほどの手応えは得られていない。他では篠崎仁が良機18号機にニッコリと笑顔を見せた。

 今節、女子は3人参戦。その中では平高が前検1番時計の6秒72(丸岡も同タイム)、大滝が次ぐ6秒73を叩き出した。共にエンジンの素性が良く、そのパワーのままの時計となった。寺田だけが低調機。それでも「下がらない」と言う。悲観する必要はなさそうだ。

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2016年7月13日のニュース