【函館記念】バイガエシ ご当地出身オーナーに賞金稼いで“倍返し”だ

[ 2016年7月13日 05:30 ]

前走圧勝劇のバイガエシが函館記念で激走再び!?

 今週の函館はサマー2000シリーズ第2戦「第52回函館記念」。バイガエシは1000万を勝ったばかりの身にもかかわらず、ハンデは54キロ。だが、陣営に不満げな様子はない。

 この日、函館競馬場で陣頭指揮を執った作田師は「53キロかな、とは思ったけどね」と少し苦笑いを浮かべたが「54キロといっても前走まで背負っていた重量より減っているんだから」とプラス思考なのだ。他陣営からはしきりに「バイガエシは強い。前走のレース内容が別格」と、5馬身差つけた圧勝劇を警戒する声が聞こえてくる。

 函館競馬場から目と鼻の先に住むご当地出身オーナー(菅藤宗一氏)と、馬名に絡めて作田師はしゃれっ気たっぷりにこう言う。「函館のオーナーだからね。これまでに(お金を)つぎ込んだので、その分まで“倍返し”だって」。ドラマの決めゼリフが確かに似合う。そんなシチュエーションだ。

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2016年7月13日のニュース