【函館記念】丹内&相沢師&荒木助手“北海道トリオ”でミラノ初重賞だ

[ 2016年7月12日 05:30 ]

重賞初制覇を目指すマイネルミラノ

 マイネルミラノが悲願の重賞初Vを目指し、再び函館に帰ってきた。前走・エプソムC(3着)は本来の逃げ作戦に出て、粘りに粘った。その後はビッグレッドファーム明和(北海道新冠町)に放牧に出て、先週6日に函館競馬場に入厩。得意の夏とあって、今年も体調は良好。担当の荒木助手は「昨夏も函館で調整しているし、体調も長い間安定している。(帰厩後すぐの)“10日競馬”も心配していません」と目を細める。

 前哨戦・巴賞1着で挑んだ昨夏函館記念は2番人気と千載一遇の重賞Vのチャンスだった。しかし、無念の大外16番枠。「大外枠でハナに立つまで脚を使わされてしまった。理想は8番枠以内で自分の形に持ち込めれば…。雨は降らないでほしい」と同助手。函館の芝は今週からA→Bコースへ。先週までに傷んだ内寄りが移動柵でカバーされ、内ラチ沿いを狙うミラノには絶好舞台が整う。

 再コンビの丹内が函館出身なら、相沢師も荒木助手も全て北海道出身。「北海道トリオで地元重賞を勝ちたい。あと一歩で重賞を勝てるところまで来ている」と同助手は悲願Vを祈っている。昨夏の新潟記念2着など夏は大得意。夢の重賞Vへ、逃げまくるのみだ。

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2016年7月12日のニュース