【プロキオンS】鮫島師“展開次第でトネール、ブライトにも勝機”

[ 2016年7月8日 05:30 ]

鮫島師

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、プロキオンSにタガノトネールとブライトラインを送り込む鮫島師を直撃した。

 ――プロキオンSにはタガノトネールとブライトラインの2頭出し。

 鮫島師 はい。どちらが良いかと聞かれるのですが2頭ともチャンスはあると期待しています。

 ――まずはタガノトネール。最終追い切りは坂路半マイル51秒1~1F12秒4。

 先週、今週と無理することなくやって、それでも良い動きを見せてくれました。仕上がりは良いですよ。

 ――前走を振り返ってください。逃げたものの終始ぴったりくっつかれる形。

 そうですね。1番人気になっていたこともありプレッシャーをかけられました。ああなると厳しかったですね。

 ――今回は松若騎手が初騎乗。

 1週前の追い切りに乗ってもらい、坂路で51秒台。「乗りやすいし走りますね」と言って感触をつかんでくれました。

 ――ブライトラインの最終追い切りは坂路半マイル54秒9と軽め。

 掛かる面があるので入りを遅くしたら全体的な時計が遅くなりました。でも走れる状態にはあります。

 ――前走(オアシスS1着)は好発から下げる形。

 位置よりも掛からないように注意してもらいました。その結果、ああいう形になりました。

 ――直線入り口では楽な手応えで最後までジリジリ伸びました。

 はい。ダートだとある程度、前で競馬をすることになると思いますが、落ち着いて走れれば最後まで伸びてくれます。

 ――2頭ともノボバカラとの再戦ですが重量面では有利になります。

 重量よりも展開とか流れ、位置取りが問題になるかと思います。上位陣は皆、チャンスがありそうなメンバーですので上手に立ち回れた馬が勝つのではないでしょうか。それがうちの2頭であることを願っています。

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2016年7月8日のニュース