【プロキオンS】血統通り!距離短縮で“グッド” 初タイトル狙う

[ 2016年7月7日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=6日】午前5時の開門から寺下は坂路モニターをチェック。プロキオンSに出走するニシケンモノノフ、グレープブランデーがラスト1F12秒0の好時計をマークしていくが、最も目を奪われたのが開門から10分後に追い切ったダノングッドだ。

 スリータイタン(7歳1600万)と併せて楽な手応えのまま1馬身半先着。ラスト1F12秒1は数字以上に迫力があった。直後、寺下は調教スタンドに陣取る村山師のもとへ。「連勝の勢いを感じる動きだった」と満足げに切りだした。

 準オープンクラスの近2走は、好位から楽に抜け出して連勝。距離短縮で新たな可能性を見いだした。半兄ダノンレジェンドはダート短距離重賞7勝の実力馬。「レジェンドが短いところで走っていたので、距離を縮めたら期待通りに走ってくれた」と笑顔で振り返った。兄は4歳暮れのカペラSで重賞初V。充実気配漂う弟なら兄より少し早い時期に初タイトルを狙える。

続きを表示

2016年7月7日のニュース