【中京新馬戦】飯田祐師 毎年「慎重になる」デビュー戦

[ 2016年7月1日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=30日】ダービーも終わり、新馬戦が真っ盛り。オールドルーキー・小林は「馬をデビューさせるトレーナーの心持ちとは、一体どんなものだろう」と素朴な疑問を今週2頭、新馬戦に使う飯田祐師に聞いてみた。

 「僕らは毎年新馬戦をやっているけど、馬にとってはこれが初めて。仕上げを含めてやはり慎重にはなります。相手に強い馬がいたりすると、嫌になる時もありますけど(笑い)」

 2日土曜の中京5R(芝1400メートル)でメイショウソウビ、3日日曜の中京6R(芝1400メートル=牝馬限定)でモンローが初戦を迎える。共に指揮官の手応えは悪くなかった。

 「ソウビは操縦性もしっかりしているし、悪くないですね。モンローは乗り味が素軽いし、いい馬場で競馬をさせたい。ウチの厩舎は前回の阪神で使わなかったんで、今期の新馬は初めて。始動にもなるし、いい結果が出ればと思います」

 それぞれの思いが交錯するデビュー戦。今週は3場で9鞍の新馬戦が組まれている。ぜひお昼の競馬にも熱視線を送ってほしい。

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2016年7月1日のニュース