【CBC賞】ラヴァーズが激走モード!格上挑戦も虎視眈々

[ 2016年6月29日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=28日】夏競馬がスタート。朝の調教時間は1時間繰り上がって午前5時に。張り切って4時すぎに調教スタンドに陣取ったオサム。馬券に直結する話が聞けるなら、雨も早起きも苦にならない。この朝、真っ先にぶつかったのがCBC賞に向かうラヴァーズポイント陣営の強気だった。

 「前走に関しては度外視してください。行き過ぎて、騎手も最後は追ってなかったからダメージもなかった。元から、勝っても負けてもここに使うつもりでしたから」。一気にまくし立てたのは高橋康師。単勝1・7倍支持の水無月Sは明らかなオーバーペース。完全な“前つぶれ”で7頭立てながら3連単34万円超の波乱に。「夏に調子を上げてくるタイプ。格上挑戦になりますが、ハンデ差を生かせるようなら」と指揮官は虎視眈々(たんたん)の表情。

 そういえばサマースプリントシリーズ第1戦の函館スプリントSも50キロ牝馬ソルヴェイグが激走。どこか“危うさ”を感じさせる今年のCBC賞なら、台頭も十分だろう。“早起きは三文の徳”となるかどうか。 

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2016年6月29日のニュース