2度目金沢も菜七子フィーバー!昨年比売り上げ30・4%アップ

[ 2016年6月8日 05:30 ]

金沢2Rでオーミリスペクトに騎乗し、パドックに登場した藤田

 新人女性騎手の藤田菜七子(18)は7日に4月12日以来、2度目の金沢競馬に参戦した。これまで6つの地方競馬場で騎乗してきたが、2度目の来場は初。開門前には300人のファンが並び、前回に続き先着775(ななこ)人に和菓子が配布された。当地は前回2勝を挙げた得意舞台。この2カ月で成長した姿を見せたかったところだが、5鞍騎乗して2Rの2着が最高だった。

 その2Rは5番人気のオーミリスペクトで積極的に逃げ、ハナを譲らず2着に粘った。菜七子は「勝ったと思ったんですけどね」と苦笑い。「朝に馬場を歩いたら砂が深くて。中央と砂質も厚さも違うし、難しいコースだなと思った」と振り返り、「でも2回目、来ることができてうれしかった。今よりもっと成長した姿で、また来たいと思います」と菜七子スマイルで締めた。

 この日の入場者数は昨年の同時期より807人増の2617人、売り上げは30.4%アップの2億7512万9500円だった。前回の金沢参戦ほどではなかったが、“菜七子ブーム”は北陸の地でもしっかり定着している。

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2016年6月8日のニュース