【マーメイドＳ】ハピネスダンサー重賞初制覇へ好感触「自分のリズムで」

　ハピネスダンサー（牝５＝高野）は全休明けの火曜朝、坂路を軽く流して息を整えた。昇級後の近４戦は全て重賞舞台。コースを問わない器用な走りで、勝ち馬と差のない競馬を演じている。「馬体を立て直して連戦の疲れは取れた。涼しい気候もあって中間は元気いっぱい。いい雰囲気です」と高野師。これまでの条件クラスでは逃げ、差し切りＶなど自在性が光る。「展開は問わない。とにかく自分のリズムで運べれば」と重賞初制覇へ力を込めた。