菜七子、自厩舎初勝利!日曜は目黒記念で2度目の重賞挑戦

[ 2016年5月29日 05:30 ]

ネイチャーポイント(15番)でレースを制した藤田菜七子騎手

 藤田菜七子がダービー前日の東京2Rで、うれしい自厩舎初勝利を挙げた。JRAデビュー戦でも騎乗した4番人気ネイチャーポイント(牡3=根本)で、豪快差し切りV。JRA4勝目となり、検量室前では根本師らとガッチリ握手を交わした。菜七子は「早く根本先生の馬で勝ちたいと思っていたので、本当にうれしいです」満面の笑み。根本師も「この馬は菜七子に合っているんだろうね」と目を細めた。

 ダービー当日は東京12R・目黒記念で自身2度目の重賞騎乗。コンビを組むサイモントルナーレ(牡10=田中清)について「10歳とは思えない。追い切りの動きも良かったです」と期待していた。デビュー時からダービーを憧れのレースに挙げる菜七子。「根本先生が勝ったレースを見たけど、頭数が多い(当時は24頭)のに凄いですね。とても格好いいと思った。いつかは自分も勝ちたいです」と目を輝かせていた。

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