【オークス】ジェラシー 余裕残しウッド13秒2

[ 2016年5月19日 05:30 ]

ウッドコースで単走追い切りを行ったジェラシー

 スイートピーS1着で権利をつかんだジェラシーは牝馬らしい柔らか仕上げ。Wコース&単走で4F57秒5~1F13秒2(馬なり)。前半からセーブ気味で、本番にエネルギーを温存した形だ。菊沢師は「日曜に軽く時計(坂路4F57秒9)を出したし、競馬がピークになるように余力を残した。地味かもしれないが、活気あふれる稽古だった」と穏やかに切りだした。

 未勝利脱出に4戦要したが、その後はミモザ賞2着→前走1着で上昇一途で晴れのG1挑戦。指揮官は「2歳の頃は肩肘張っていた馬が、今はリラックスしている。数字は変わりないけど、体の幅が出て筋肉の質が強くなった」と心身の成長を感じている。

 好位追走から叩き合いを制した前走の強さは本物。同師は「デビューした頃からオークスを目指してきた。彼女なら、距離も対応してくれると思う」と手応えを語り、名手・横山典にバトンを委ねた。

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2016年5月19日のニュース