「タケシバオー」生産の競優牧場が破産手続き 債務額は約3億円

[ 2016年5月18日 05:30 ]

 2004年に競馬殿堂入りした「タケシバオー」を生んだことで知られる北海道新冠町の競走馬生産牧場「競優牧場」が、札幌地裁浦河支部から破産手続きの開始決定を受けたことが17日、分かった。決定は4月21日付。破産管財人によると、債務額は約3億円とみられる。2年以上前から滞納が続き不良債権になっているとして、同町の金融機関が3月、破産手続きの開始を申し立てた。

 競優牧場では今年2月、放牧地で2頭のサラブレッドが射殺される事件が発生。道警は銃刀法違反などの疑いで捜査している。

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2016年5月18日のニュース