【NHKマイルC】ミスターX 待望マイルでクエスト鬼脚披露だ

[ 2016年5月8日 05:30 ]

 東京11R・NHKマイルCはロードクエストだ。2戦2勝を誇る待望のマイル戦。メジャーエンブレムの破格の持ち時計1分32秒5(クイーンC)には及ばないが、ロードの1分33秒8はメンバー2位のタイム。これが2歳の8月に記録したものなら、高いマイル適性は疑う余地がない。

 前走・皐月賞はそれまでの後方待機策から一転して中団を追走。池添の絶妙なリードで直線半ばで絶好の位置へ立ったが、自慢の末脚は影を潜めた。鞍上は「内で囲まれるのが初めてで道中でハミをかんだ分、最後が甘くなった」と敗因を分析。今回は長い直線、広いコース、距離短縮と条件は全て好転する。阿部助手も「今回は戦法が決まっている。直線勝負ですよ」と腹を括る一戦。昨年の新潟2歳Sで見せた鬼脚(上がり3F32秒8)を、久々に披露するときが来た。馬単(5)から(4)(7)(8)(10)(14)(15)。

 新潟11R・新潟大賞典はフルーキーを指名する。前走・中山記念は4着に敗れたが、1~3着はドゥラメンテ、アンビシャス、リアルスティールの超豪華メンバー。この3頭に続く4着なら全く評価を下げる必要はない。

 なかなか重賞を勝てないイメージがあったが、昨年暮れのチャレンジCで今回再戦のヒストリカル(2着)を破って重賞初V。最終追いは初コンビの藤岡佑が騎乗し「新潟は合いそうなイメージです」と感触を確かめた。休み明け(前走との間隔10週以上)も【2101】と強く、これといった強敵がいないここはV最右翼だ。馬単(3)から(1)(2)(4)(5)(11)(12)。

続きを表示

2016年5月8日のニュース