ブラックに“神のご加護” 北島オーナーからお守り贈られていた

[ 2016年5月3日 05:30 ]

激走Vから一夜明け、清水久師からニンジンをもらうキタサンブラック

 天皇賞・春でカレンミロティックとの“4センチ差の接戦”を制しG12勝目を挙げたキタサンブラック(牡4=清水久)は一夜明けた2日、馬房で激戦の疲れを癒やした。

 清水久師は「ジョッキー(武豊)が完璧に乗ってくれましたね。最後の直線は完全に向こうが抜け出していたけど、それを差し返すんだから本当に凄い馬です」と改めて敬意を表した。

 馬房の前には北島オーナーから2週間前に贈られたというお守りが飾られてある。「オーナーが何十年も前からお世話になっている鹿児島にある神社のお守りです。ブラックの無事を祈って贈ってくださいました」と“神のご加護”があったことも明かした。

 今後については宝塚記念(6月26日、阪神)が濃厚。「前走の大阪杯でも走ってくれたし、2000メートル以上の距離であればコースは問わない。今後はオーナーと相談して馬の様子を見てからだが、使うレースが限られているので宝塚が目標になると思う」と見通しを語った。

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