【飯塚・オールスター】青山ぶっちぎりV「マイペース心掛けた」

[ 2016年5月2日 05:30 ]

優勝カップを手に笑顔の青山

 福岡・飯塚オートレース場のSG「第35回オールスター」(優勝賞金1300万円=副賞を含む)は1日、12Rで優勝戦が争われ、青山周平(31=伊勢崎)がトップSから10周回を逃げ切りぶっちぎりの先頭ゴール。昨年12月の川口スーパースター以来、通算2回目のSG優勝を成し遂げた。

 気温28度、走路温度42度という熱気に包まれた走路とは裏腹に、青山は「ペースを乱さないように、マイペースで走ることを心掛けた」と涼しげな表情で豪華な優勝戦メンバーを子供扱いした。ワンマンショーのレース内容にも「優勝を確信したのは最終4コーナーを立ち上がってから。いつもやられているから」とおどける余裕さえ見られた。

 「かみ合えば勝てることを実感したけど、まだ課題はある」と言葉こそ慎重だったが、とにかく飯塚走路での強さは破格。1月のG1開設記念でV、2月のSG全日本選抜は惜敗の2着、そして今回の圧勝劇だ。最後に青山は「少し休んで、また次のレース(浜松G1ゴールデンR、11日開幕)を頑張る」と締めくくった。いつも通りのレースを継続することで、さらなる飛躍を全国のファンに見せつけていく。

 ◆青山 周平(あおやま・しゅうへい)1984年(昭59)12月5日生まれ。千葉県市原市出身。伊勢崎支部所属。11年7月8日登録の31期生。同期は佐藤摩弥ら。通算28V(SG2V、G1・8V、G2・3Vを含む)。1メートル64、52キロ。血液型O。

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