菜七子、ブリーズアップセールで3頭供覧騎乗 新馬戦の騎乗も確約

[ 2016年4月27日 05:30 ]

フラワーパフュームの14で騎乗供覧を行った藤田

ブリーズアップセール

 JRAが主催する2歳馬調教セリ「2016JRAブリーズアップセール」が26日、中山競馬場で行われた。午前中の供覧騎乗には藤田菜七子(18)も参加し3頭に騎乗。そのうち、午後のセリでオーブシュプレームの14(父デュランダル)が486万円(以下全て税込み、落札者・井上啓子氏)、フラワーパフュームの14(父シンボリクリスエス)が1512万円(同レーシングホースジャパン)で落札され、2頭共に所属する根本厩舎への入厩が決まった。

 菜七子は騎手候補生だった昨年も騎乗しており「いい経験になったので今年も乗りたいと思った」と志願の参加。2頭について「(オーブは)前向きでしっかりした動き。(フラワーは)2歳にしては大きく、体を使って走る。楽しみです」と感想。根本師は「2頭とも馬主さんが狙っていた馬に、たまたま菜七子が乗っただけ」としたが、既にオーナーサイドからはデビュー戦での騎乗を確約された。28日に美浦トレセンに移動、6月以降のデビューに向けて調教が積まれる。

 今週末の菜七子は土曜に東京、日曜は新潟で騎乗。東京では記念すべきJRA初勝利を挙げたサニーデイズに再び騎乗予定だ。

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