【福島牝馬S】超伏兵マコトブリジャール 27戦目で重賞初V

[ 2016年4月24日 05:30 ]

 福島競馬場で行われた牝馬G3「第13回福島牝馬S」は2番手を進んだブービー15番人気のマコトブリジャールが伸びて快勝。デビュー27戦目で悲願の重賞初Vを飾り、ヴィクトリアマイル(5月15日、東京)の優先出走権を獲得した。

 騎乗した北村友は13年京都大賞典(ヒットザターゲット)以来のJRA重賞9勝目。初コンビでVに導いた鞍上は「久々に重賞を勝ててうれしい。2番手追走は作戦というより、馬のリズムを重視した結果。道中もペースよりリズムを気にして運んだ。4角を過ぎても手応えがあったし、脚が鈍る感じもしなかった。最後まで残ってくれると思った」と笑顔で振り返った。

 前走の1月愛知杯で最下位18着から、一転してVの快挙。北村友は「落ち着きがあって雰囲気も凄く良かったので、きょうの感じなら東京でも大丈夫」とG1獲りを見据えていた。

 ◆マコトブリジャール 父ストーミングホーム 母マコトコーラン(母の父ブライアンズタイム)牝6歳 栗東・鮫島厩舎所属 馬主・ディアマント 生産者・北海道様似町の出口繁夫氏 戦績27戦6勝 総獲得賞金1億2424万3000円。

続きを表示

2016年4月24日のニュース