【福島牝馬S】キャットコイン復調気配 厩舎の勢いに乗れ!

[ 2016年4月21日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=20日】皐月賞をディーマジェスティで制した二ノ宮厩舎へ向かった村松。見上げると、厩舎の先輩G1馬エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、レインボーダリア、ショウナンアデラのパネル写真が並んでいる。名門厩舎の歴史の重みを感じる瞬間。「今週はお前の番だ」とスタッフから声を掛けられているのは、福島牝馬Sのキャットコインを担当する佐竹助手。

 近走は2桁着順が続くキャットだが、昨春は無傷3連勝でクイーンCを制覇した好素材。この日は柴山を背に北Cコース(ダート)でマカワオクイーン(4歳500万)と併せ馬。2馬身追走から馬なりで併入に持ち込んだ。

 佐竹助手は「少しずついい頃の状態に戻りつつありますよ」と慎重な口ぶりながらも、「近走は着順ほど負けていない」と悲観はしていない。確かに、近2走は勝ち馬に0秒6差→0秒4差と差を詰めている。厩舎の勢いも味方に、激走があっても驚けない。

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2016年4月21日のニュース