【皐月賞】リオン直線で踏ん張れず…4位入線も斜行で5着降着

[ 2016年4月18日 05:30 ]

 2番人気のリオンディーズは暴走気味に先行して直線で失速した。4位で入線したが直線で外に斜行してエアスピネルとサトノダイヤモンドの走行を妨害。走行妨害がなければエアスピネルが先に入線できたと裁決委員が認めたため、5着に降着となった。現行制度での降着は6例目で、G1では初めて。

 先行自体は作戦通りだった。同じ2000メートルの9Rは前々決着。M・デムーロは「後ろの馬は伸びてこない馬場。考えて前に行った」と振り返ったが、1000メートル通過58秒4の速い流れでも我慢しきれず向正面で先頭へ。「(58秒は)速かった」とミルコ。さすがに直線は踏ん張れなかった。角居師は「弥生賞よりはだいぶ落ち着いてはいたんだけど、引っ掛かったね。今後については相談してから」と話すにとどめた。

 M・デムーロは23日から5月1日まで9日間(開催4日間)の騎乗停止となり、サウンズオブアースに騎乗予定だった天皇賞・春(5月1日、京都)はアウト。先週の桜花賞Vから一転、つらい日曜日となった。

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2016年4月18日のニュース